嫌いが実は好きだった

嫌いが実は好きだった

そうだった、そうだった

こんにちは!
MSB講師斎藤八重子です。

今日の長野は大雨。

雨は特に好きではないけど、
雨音は大好き。

大音量の雨音の中でボーッとたたずむ。
聞こうとしなくても
聞こえてくる雨音。
頭の中が空っぽになる。
空っぽにしようとしなくても
なる。

そしたら思い出した。
私は雨が大好きだった。
雨の中傘を刺さないで歩くのが好きだった。

今だって傘を持っていても傘をささない。
雨に当たりたかったんだ。
無意識に。

私は雨の匂いがわかる。降る前に。
私、雨の匂いが好きだった。
忘れてた。

なんで嫌いになった??

いつからなんだろう
雨が好きではなくなったのは。

大音量が大好きだけど
私はカミナリが嫌い。
これは、父が鉄砲打ちの人で、
鉄砲のバーンっていう音を聞いてから
嫌いになったんだけど、
(ちなみに花火の音も嫌いw)

雨が嫌いになったのは
カミナリが嫌いになってから??

いや違う。
ちがう。

雨の匂いがわかるようになった、
雨が降るのがわかるようになるくらい
雨が好きだったのに
いつから、なんで嫌いになったんだろう。

雨に濡れた髪が好きだった
雨に濡れて服がひっつく感じが好きだった
傘なんか差さないで雨の中を歩くのが好きだったのに何故?

そうか
そうだ
そうだね

雨に濡れた後の洗濯が面倒。
洗濯物が干せない。
洗濯物が乾かない。
子供が風邪をひく。
服がひっつくとアトピーが悪化して痒くなるから。

そうだ。
自分で生活をするようになってからだ。
生活に追われて
私は好きなものを嫌いにしてしまった。
私の好きという感性を知らぬうちに潰してしまった。

身体は全て知っている

だから、雨は私をワクワクさせなくなった

だけど無意識に身体が覚えている
雨の匂いを忘れない
傘なんて買わないささない持たない
無意識の私は雨を求めていた

きっと
きっと
きっと

こうやって、子供心を忘れていく
それが大人になるということなんだろうか。

ワクワクするって、
こういうことなんじゃないのかな
こういう地味なことなんじゃないかな

頭で考えるワクワクと
身体が教えてくれるワクワク

頭でわかっていたけど
体感すると全然違う

雨が大好きだと思い出したら
なんか身体がすごくワクワクしている。
面白い。
ここから私が龍だということも思い出せる体験をしていくのだろうか。

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